2019年のノルディックスキー世界選手権複合団体の銅メダルを授与され、ポーズをとる(左から)永井秀昭さんと渡部善斗=29日、東京都新宿区

 2019年に行われたノルディックスキーの世界選手権複合団体で4位から3位に繰り上がった日本のメンバーが29日、東京都内で銅メダルを受け取った。授与式に出席した渡部善斗(北野建設)は「チームで一緒に頑張ってきた結果が一つの形になったことはうれしい。喜びを分かち合って次に進みたい」と実感を込めた。

 3位だったオーストリアのメンバー1人のドーピング違反が6月に確定したため。23年に引退した永井秀昭さんも参加し「もうメダルを手にすることはないと思っていた。感謝の気持ちでいっぱい」と驚きの表情を浮かべた。