自転車の乗り方などを競う大会で、実技テスト中の参加者(手前)を見守る愛知県警交通安全大使の須田亜香里さん(奥左)=29日午前、名古屋市

 愛知県内の小学生が自転車の乗り方や交通ルールの理解度を競う大会が29日、名古屋市港区の「ポートメッセなごや」で開かれた。県警交通安全大使のタレント須田亜香里さん(33)が応援に駆け付け「正しいルールを知れば、事故の防止につながる。自転車のルールがより多くの人に浸透してほしい」と話した。

 県内の小学生17チーム、約70人が参加。実技テストでは「後方良し」などと言って手信号を出したり、八の字やでこぼこの道を走ったりした。道路標識の意味や安全な乗り方などを尋ねる学科テストもあった。

 同県碧南市立西端小のチームが優勝し、全国大会出場権を得た。