【ニューヨーク共同】30日のニューヨーク外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時1ドル=149円53銭と4月上旬以来、約4カ月ぶりの円安ドル高水準を付けた。

 米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が連邦公開市場委員会(FOMC)後の記者会見で、早期利下げに慎重な姿勢を見せたとの受け止めが拡大。日米の金利差が当面縮まらないとの見方から円売りドル買いの動きが強まった。

 午後5時現在は、前日比1円04銭円安ドル高の1ドル=149円47〜57銭を付けた。ユーロは1ユーロ=1・1399〜1409ドル、170円54〜64銭。