立憲民主党は31日、参院選の総括に向け、地方組織からヒアリングする全国幹事長・選対責任者会議をオンライン形式で開いた。立民は政権交代を見据えて改選22議席からの上積みを目指したが、結果は横ばい。地方幹部からは、無党派層対策としてSNSの活用強化を求める声が相次いだ。参院選で躍進した国民民主、参政両党はSNSの活用が奏功したとされる。
野田佳彦代表は会合冒頭で「(結果を)厳しく受け止め、しっかり総括して次に備えたい」と強調。これまで野党第1党が自民党を批判する無党派層の受け皿となる構図だったとした上で「無党派層に対するメッセージの伝え方など、改善の余地が大いにある」と反省の弁を述べた。