東海道新幹線の岐阜羽島駅(岐阜県羽島市)構内に、焼き芋店「蜜芋処(みついもどころ) えんむすび」がオープンした。揖斐郡大野町の砕石会社が手掛ける店舗で、東京の1号店に次ぐ2号店。駅構内にふんわりと漂う焼き芋の甘い香りが、岐阜羽島駅の新たな名物になりそうだ。
スマホ見せてグルメ・買い物お得に 岐阜新聞デジタルクーポン大野町黒野の山村砕石が手掛ける焼き芋店。同社は飲食事業で運営会社の「えんむすび」を立ち上げ、2020年12月に東京・日本橋人形町で1号店をオープンした。その“凱旋(がいせん)”店の出店地に、新幹線駅の岐阜羽島駅を選んだ。
砕石会社だが、石は使わず、炭火のつぼ焼き。「紅はるか」のサツマイモを常滑焼のつぼの中で2時間ほど、反射熱を使って60~70度の温度で焼き上げる。えんむすび社長の山村和恵さん(49)は「ねっとりとして甘みがあり、芋ようかんや黒蜜を食べているような味わい」と話す。
オーソドックスな焼き芋の「蜜芋」(400円)や冷蔵庫で低温熟成した「冷やし蜜芋」(450円)をはじめ、焼き芋をアレンジした新感覚のスイーツやドリンクもそろえている。
なぜ、岐阜羽島駅なのだろう。改札の目の前にある店舗は以前、そば店があった場所。店長の山村栞司(かんじ)さん(21)は「岐阜羽島駅に空き店舗が増え、寂しい感じがした。旅行や出張、帰省時に限らず、焼き芋を目当てに駅を訪れてもらえたら」と願う。箱入りにして新幹線で持ち帰ることもでき「岐阜羽島駅の名物になれば」と話す。
オープンした26日は蜜芋を無料配布し、多くの客が行列をつくる盛況ぶりだった。今後も駅構内の別の場所で夏までにカフェをオープンしたいという。









