気象庁

 台風9号は1日、伊豆諸島の東を北上した。2日は暴風域を伴って関東の東に進む見込み。気象庁は暴風やうねりを伴った高波に警戒し、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風に注意するよう求めている。

 気象庁によると、台風は1日午前6時現在、八丈島の東南東約220キロの海上を時速約15キロで北北西へ進んだ。中心気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートル。

 伊豆諸島では1日、関東は2日にかけて大しけとなる所がある。1日に予想される波の高さは伊豆諸島と関東6メートル、2日は伊豆諸島5メートル、関東6メートルで、いずれもうねりを伴う。