ワシントンで握手を交わすルビオ米国務長官(右)と韓国の趙顕外相=7月31日(AP=共同)

 【ワシントン共同】ルビオ米国務長官は7月31日、ワシントンで韓国の趙顕外相と会談し、両国で今年それぞれ発足した新政権下でも米韓同盟を引き続き強化することで一致した。日米韓3カ国の連携についても、インド太平洋地域の抑止力維持に重要な役割を果たしているとして推進する方策を話し合った。国務省が発表した。

 両外相の対面会談は初めて。7月30日の米韓両政府の関税交渉合意を評価し、6月に就任した李在明大統領がトランプ大統領との首脳会談のため近く訪米することも歓迎した。

 北朝鮮の完全な非核化に向けた決意も改めて確認。国際社会による対北朝鮮制裁を完全に履行することの重要性で一致した。