第107回全国高校野球選手権第12日は17日、甲子園で3回戦4試合を行い、県岐阜商は3―1で明豊(大分)を下し、16年ぶりにベスト8に進出した。春夏通算90勝目で、夏は大阪桐蔭と並ぶ歴代10位の42勝目。
ウェブ限定オリジナル記事「ぎふ高校野球」はこちら!県岐阜商は立ち上がりから、積極的にファーストストライクを振りにいき、2番稲熊桜史が逆方向へ右前打。連続四死球で満塁とし、5番宮川鉄平が右中間二塁打で2点を先制。さらに7番横山温大が右適時打を放ち、3点をリードした。
先発の左腕豊吉勝斗は二回に左越え三塁打を足場に失策で1点を返され、降板。二番手渡辺大雅は代わりばなは制球に苦しみながらも緩いカーブでかわし続け、三、四回に連続併殺打に打ち取るなど六回途中まで無失点。
六回2死満塁でマウンドを受けたエース柴田蒼亮が三振でピンチを切り抜けた。柴田はストレートも走り、スライダーも切れて、明豊の反撃をかわした。
県岐阜商は大会第13日の19日、準々決勝第3試合で横浜と対戦する。