車両床下の損傷状況(JR東海提供)
主変換装置の外観(JR東海提供)
走行中の新幹線から煙が出た問題で、推定される原因を説明する職員=22日午前、名古屋市中村区、JR東海本社
煙が上がる新幹線車両=15日午後11時19分、JR岐阜羽島駅(撮影・堀尚人)

 東海道新幹線の米原―岐阜羽島間を走行中だった上りこだま764号から煙が出た問題で、JR東海は22日、9号車の床下でモーターの回転数を制御する「主変換装置」内の二つの機器が故障し、過大な電気が流れ続けて装置内の温度が上がり、発煙したとみられる調査結果を明らかにした。今後は原因解明のため、製造メーカーとともに詳しく調査するとしている。

 JR東海によると、...