岐阜新聞デジタルが、武蔵野大学アントレプレナーシップ学部教授の秋元祥治さん(岐阜市出身)とお届けするトーク番組「やっぱ岐阜やて!」。岐阜では今、LRT(次世代型路面電車システム)が大きな話題になっています。7月の県議会一般質問で、江崎禎英知事が羽島市と岐阜市をつなぐLRTの導入の検討に着手したと表明したからです!

 「やっぱ岐阜やて!」チームは話題の発信源、江崎知事への単独インタビューに成功しました。なぜLRT? 目的は? 岐阜はどう変わるの? そんな質問に江崎知事、いやな顔ひとつせず答えてくれました。まさか導入を構想している車両タイプにも言及。打ち合わせなし、ぶっつけ本番、江崎知事の本音に迫りました。たのむで聞いたって!(岐阜新聞デジタル独自記事です)

 

 えさき・よしひで 加納高、東京大卒。1989年に通商産業省(現経済産業省)に入り、ヘルスケア産業課長、商務・サービスグループ政策統括調整官、内閣府大臣官房審議官(科学技術・イノベーション担当)などを歴任した。2008~12年には岐阜県へ出向し、商工労働部長などを務めた。2度目の挑戦となった25年1月の県知事選で初当選を果たした。山県市出身。60歳。

 あきもと・しょうじ 1979年生まれ、岐阜市出身。早稲田大学政治経済学部中退。2001年にNPO法人G―net(岐阜市)を設立、地域活性化、中小企業支援に取り組む。2013年に「岡崎ビジネスサポートセンター」(オカビズ)センター長就任(現・チーフコーディネーター)、中小企業支援、売り上げアップをサポートしている。著作に「20代に伝えたい50のこと」(ダイヤモンド社)ほか。

 カバリーニョ馬田 1975年生まれ、岐阜市出身。99年に岐阜新聞社入社。デジタル統括局コンテンツ部長。「カバリーニョ」はポルトガル語で「子馬ちゃん」の意味。

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 カバリーニョ(以下カバ) ご紹介します。岐阜県の江崎知事です。知事は2025年1月の知事選で初当選され、現在1期目。岐阜県山県市、旧美山町のご出身です。合気道の達人としても知られています。きょうはよろしくお願いします。

 秋元 さあ、きょうも始まりました「やっぱ岐阜やて!」。すでに30回近く、岐阜をテーマにYouTubeのコーナーを岐阜新聞デジタルで持たせていただいています。きょうはさっそく江崎さん、県政が始まっておおよそ5カ月。気になる政策をいくつか深掘りさせてください。

 江崎知事(以下敬称略) わかりました。ありがとうございます。

 秋元 まず、なんと言っても今一番注目なのはLRT。これ聞かせてください。...