配偶者・パートナーに望む働き方

 東京都が若者や子育て世代を対象に実施した意識調査で、配偶者やパートナーに望む働き方を複数回答で尋ねたところ「家庭と仕事を両立してほしい」との回答が45・8%で最も多かった。共働きを望まないとする回答は少数にとどまっており、都幹部は「子育て分野をはじめ、共働き世帯を支援する政策を考える必要がある」と指摘した。

 都は今年4〜5月、都内で暮らす男女1万人を対象にオンラインで調査を実施。結婚願望がある未婚者と既婚者の計8196人が回答した。

 「家庭と仕事を両立してほしい」と回答した割合を男女別に見ると、男性が40・5%、女性が51・1%だった。

 その他の回答は「できれば収入を増やしてほしい」が22・8%、「できれば残業を減らして早く帰宅してほしい」が17・3%だった。一方で「どちらかというと家庭に専念してほしい」は12・5%、「できれば仕事を辞めてほしい。家にいてほしい」との回答は3・7%にとどまった。