岐阜新聞デジタルが、武蔵野大学アントレプレナーシップ学部教授の秋元祥治さん(岐阜市出身)とお届けするトーク番組「やっぱ岐阜やて!」。今、岐阜市立女子短大(岐女短、ぎじょたん)がアツいんです。共学化、四大化への移行、市中心部への移転が議論されています。「めちゃくちゃ歓迎したい」と秋元さんは言います。
実は岐阜の高校生、岐阜の大学にあんまりいっとらん。大学の進学先は8割が県外なんやって。時代とともに求められる人材も変わってきています。加えて、岐阜市中心部へ移転するとなったら、柳ケ瀬も大きく影響を受けること間違いなし。岐阜のおじさんたちが一生懸命考えます。頼むで聞いたって!(岐阜新聞デジタル独自記事です)
あきもと・しょうじ 1979年生まれ、岐阜市出身。早稲田大学政治経済学部中退。2001年にNPO法人G―net(岐阜市)を設立、地域活性化、中小企業支援に取り組む。2013年に「岡崎ビジネスサポートセンター」(オカビズ)センター長就任(現・チーフコーディネーター)、中小企業支援、売り上げアップをサポートしている。著作に「20代に伝えたい50のこと」(ダイヤモンド社)ほか。
カバリーニョ馬田 1975年生まれ、岐阜市出身。99年に岐阜新聞社入社。デジタル統括局コンテンツ部長。「カバリーニョ」はポルトガル語で「子馬ちゃん」の意味。
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カバリーニョ(以下カバ) 読者の皆さまこんにちは。そうじゃない皆様もこんにちは。岐阜新聞デジタルがお届けする、やっぱ岐阜やて。今日はですね、ちょっと外からお送りしておりますけど、奥にありますように岐阜市立女子短期大学に来ました。
秋元 はい、というわけで、今回は岐女短(岐阜市立女子短大)をテーマにしたいと思います。実は本日ですけども、私が所属している武蔵野大学アントレプレナーシップ学部と岐阜市が連携協定を結んでるということもありまして、先ほどまで岐女短、こちらで大学の授業を私担当させていただいてきましたよ。馬田さんも一緒にね、大学の授業ご覧頂きましたけれども、短大いかがだったですか?
カバ 秋元さんちょっと前までフィールドで岡崎をやってましたけど、具体的な例が多くありましたね。お店の売り上げアップとかそういった事例紹介されていましたね。
秋元 マーケティングとか新規事業創出をテーマにね、お話ししてきたんですが、岐女短ですからね、学生はみんな女子学生でしたよね。馬田さん。
カバ はい。今日は大学1年生の女子学生ばかり150人ぐらい。
秋元 150人弱ですね。ということでやってきたんですけれど。今この岐阜女子短期大学、岐女短がですね、今大いに揺れている。これからのあり方が今問われているという時期なんですよね。
カバ うーんそうですね、秋元さんはどういうふうに理解されてますか。
■8年後に「岐阜市立大学(仮称)」へ
秋元 はい、今年の春に岐阜市の会議で2033年ですから、8年後ですか。8年後にはこの短大、そして女子大学であるということを改めて四大化、そして共学化して「岐阜市立大学」(仮称)にするという構想が示されているということですよね。
カバ すごく大きな変化がこれから来るわけですね。
秋元 記者の目線から見て岐女短が四大化、短大から四大になり、そして共学化する。どんなふうにご覧になりますか?
カバ 時代の流れかなと思いますけどね。
秋元 ほう、とおっしゃると?...