陸上自衛隊宮古島駐屯地(沖縄県宮古島市)の駐屯地司令が、抗議活動中の市民団体に大声を発した問題で、中谷元・防衛相は29日の閣議後記者会見で、陸自第15旅団(那覇市)トップの旅団長が司令を口頭で指導したと明らかにした。規律違反には当たらず、懲戒処分の必要はないとしている。

 中谷氏は「拡声器での抗議をやめてもらうために接触したことは問題なかった。声の大きさ、口調は節度を持って行うべきだった」と述べた。

 防衛省などによると、駐屯地外で長距離を歩く訓練で休憩中、駐屯地司令の比嘉隼人1等陸佐が抗議中の市民団体に「許可取れ、早く。取ってこい」などと発言。19日に市民団体と面会し、謝罪した。