次世代半導体の量産を目指すラピダスの工場(手前)。奥は北海道千歳市の市街地(共同通信社ヘリから)

 次世代半導体の量産を目指すラピダスが、政府による出資や債務保証といった金融支援を受けるため、事業計画を経済産業相に近く提出する方針を固めたことが29日分かった。計画には生産開始の時期や営業戦略、資金調達の手法を盛り込む。

 政府は8月施行の改正情報処理促進法で半導体企業の支援枠組みを整え、高性能半導体の量産を後押しする。経済産業省は対象事業者の公募を始める予定だ。

 政府は資本参加に加え、国の保有資産である試作ラインとラピダスの株式を交換する「現物出資」、民間金融機関の債務保証も担う。

 ラピダスは今年後半に政府から1千億円、民間企業からも計1千億円の出資を受け入れる方針。