任期満了に伴う熊本県八代市長選は31日投開票の結果、無所属新人の元副知事小野泰輔氏(51)が、無所属現職中村博生氏(66)=自民、公明推薦=を破り、初当選を果たした。大敗した参院選からの党勢回復を目指す自公にとって打撃となった。投票率は60・30%。

 小野氏は特定の政党や団体からの推薦を受けない「完全無所属」として選挙戦を展開。衆院議員時代に調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)の改革を訴えた経験を引き合いに、透明性の高い市政の実現を主張した。

 中村氏は、8月の記録的大雨からの早期復旧に向け、県選出国会議員らとのパイプをアピールしたが、及ばなかった。