気象庁は1日、今年の梅雨入りと明けの時期の確定値を発表した。同庁によると、梅雨明けは関東甲信で6月28日ごろ(速報時点比20日早まる)、北陸が6月29日ごろ(同19日早まる)、奄美が6月9日ごろ(同10日早まる)。いずれも統計がある1951年以降で最も早い記録になった。
天候の経過を踏まえ、時期を見直した。今年は偏西風が平年より北寄りを流れた影響で、東北北部、東北南部、東海、九州南部以外は、過去最も早い梅雨明けとなった。
梅雨入りも中国が24日、東海、近畿、九州北部が23日、速報値から早くなるなど、多くの地域で早まった。北陸と近畿は過去最も早い梅雨入りとなった。