発達する熱帯低気圧に関する情報 第08の01号
2025年9月2日午後10時25分
気象庁 発表
熱帯低気圧が今後24時間以内に台風に発達する見込みです。
【本文】
2日21時の観測によると、熱帯低気圧が日本の南の北緯21度30分、東経133度35分にあって、1時間におよそ20キロの速さで北へ進んでいます。中心の気圧は1006ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートルとなっています。
熱帯低気圧の中心は、12時間後の3日9時には南大東島の南南東約190キロの北緯24度20分、東経132度05分を中心とする半径100キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は1004ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートルが予想されます。
熱帯低気圧はその後台風となる見込みで、その中心は、24時間後の3日21時には奄美市の南東約120キロの北緯27度40分、東経130度25分を中心とする半径130キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルが予想されます。
台風の中心は、48時間後の4日21時には九州地方の北緯31度55分、東経130度50分を中心とする半径200キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルが予想されます。
72時間後の5日21時には日本の東の北緯36度55分、東経142度50分を中心とする半径260キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルが予想されます。
なお、熱帯低気圧や台風の中心が予報円に入る確率は70%です。
今後の情報にご注意ください。