陸上の世界選手権東京大会開幕まであと10日となった3日、東京都墨田区の東京スカイツリーで特別ライティングの点灯式が行われた。日本代表のユニホームカラーで、朝日が昇る力強さを表した赤色の「サンライズレッド」の明かりがともされ、日本陸連の有森裕子会長は「全員が、自分が決めた目標に全力で向かってほしい。それだけを願っている」と話した。
東京での世界選手権開催は1991年以来、34年ぶり2度目。1991年大会の女子マラソンで銀メダルを獲得した山下佐知子さんは「競技もだけど、応援の力も感じて楽しんでほしい」とエールを送った。