4日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=148円近辺で取引された。

 午前10時現在は前日比72銭円高ドル安の1ドル=148円01〜02銭。ユーロは51銭円高ユーロ安の1ユーロ=172円54〜61銭。

 米国で3日発表された雇用関連の経済指標が低調だったことで、米連邦準備制度理事会(FRB)が9月にも利下げするとの観測が強まり、米長期金利が低下。日米の金利差縮小を意識したドル売り円買いが先行した。

 市場では「米国の雇用情勢悪化への懸念が強まっている」(外為ブローカー)との声があった。