【パリ共同】世界最大のファッショングループ「モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(LVMH)」による国際的コンテスト「第12回LVMHヤングファッションデザイナー賞」の最終選考会が3日、パリで行われ、メンズウエアブランド「ソウシオオツキ」を手がけるデザイナー大月壮士さんが優勝した。日本人の優勝は3人目。
大月さんは40万ユーロ(約6900万円)と、LVMHから1年間、ブランドの成功に向けさまざまな指導を受けられる。
同賞はソウシオオツキについて「完璧な仕立てと洗練された素材が際立つ独自のコレクション」と評価した。大月さんは受賞後「本当に自分かと疑った」と驚いた様子で話した。