車いすの部男子シングルス決勝でプレーする小田凱人=ニューヨーク(共同)
 車いすの部女子シングルス決勝でプレーする上地結衣=ニューヨーク(共同)

 【ニューヨーク共同】テニスの全米オープン車いすの部は6日、ニューヨークでシングルス決勝が行われ、男子は第1シードの19歳、小田凱人(東海理化)が第4シードのグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)に6―2、3―6、7―6で競り勝って初優勝し、四大大会とパラリンピックを全制覇する「生涯ゴールデンスラム」を達成した。同種目では国枝慎吾以来の快挙で、今大会はダブルスとの2冠に輝いた。

 女子は第1シードの上地結衣(三井住友銀行)が第3シードの李暁輝(中国)に0―6、6―1、6―3で逆転勝ちし、8年ぶり3度目の優勝を果たした。