週明け8日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=148円台前半で取引された。

 午前10時現在は前週末比10銭円安ドル高の1ドル=148円31〜35銭。ユーロは64銭円安ユーロ高の1ユーロ=173円70〜79銭。

 石破茂首相が退陣する意向を表明し、政局の先行き不透明感から円を売ってドルを買う動きがやや優勢となった。

 市場では「政局不安で日銀の利上げが難しくなるとの見方もあり、円安要因となりそうだ」(外為ブローカー)との声があった。