ボクシングの世界選手権男子70キロ級決勝でパンチを放つ岡沢セオン(右)=リバプール((C)World Boxing#WBCLiverpool2025)

 アマチュアボクシングの世界選手権は14日、英国のリバプールで行われ、男子70キロ級決勝で29歳の岡沢セオン(INSPA)はトレハン・サビルハン(カザフスタン)に2―3で敗れ、銀メダルだった。左ボディーを効果的に当てたが、積極的に前に出た相手に小差で屈し「純粋に悔しい。世界で一番強いボクサーになりたい」と話した。

 今大会は、今年2月に国際オリンピック委員会(IOC)に新統括団体として承認されたワールド・ボクシング(WB)が初めて開催。パリ五輪で初戦敗退した岡沢は、2028年ロサンゼルス五輪で3大会連続出場を目指す。(共同)