20、21両日に開かれた北朝鮮の最高人民会議に臨む金正恩朝鮮労働党総書記(手前)=平壌(朝鮮中央通信=共同)

 【北京共同】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は21日の最高人民会議(国会)演説で、今年の事業計画の成果を強調する中で「秘密兵器を新たに保有した」と述べた。北朝鮮メディアが22日報じた。詳細は不明。10月10日の党創建80年に合わせて大規模な軍事パレードが開かれるとみられており、この兵器が登場するかどうか注目される。

 金氏はウクライナ侵攻を続けるロシアへの派兵支援に関し、北朝鮮兵や戦死者の遺族への寄付が社会で広がっていると説明。8月下旬から遺族の生活支援のほか、祈念碑の建立のために数万人が寄付したという。