【ワシントン共同】米商務省が23日発表した4〜6月期の外国とのモノやサービス、投資の取引状況を示す経常収支の赤字額(季節調整済み)は2513億ドル(約37兆1千億円)となり、前期より42・9%減った。
モノの赤字が42・0%減の2699億ドルとなり、全体の赤字幅の縮小につながった。トランプ政権の関税措置で輸入が鈍ったためとみられる。サービスの黒字は0・9%減の795億ドルだった。配当や利子といった第1次所得収支は76億ドルの赤字で、赤字幅は前期の25億ドルから拡大した。
経常赤字の国内総生産(GDP)に占める比率は3・3%となった。前期は5・9%だった。