【モスクワ共同】ロシア北西部レニングラード州で9月下旬、有毒のメチルアルコールを含んだ密造酒による集団中毒が発生し、タス通信は1日、これまでに38人が死亡したと報じた。

 ロシアでは安価な密造酒を飲んで死亡する事例が後を絶たない。タスによると、死亡した38人は同州内の6地区に居住または住民登録していた。

 ロシア当局は安全要件を満たさない製品を販売した容疑などで14人を拘束。同州内の倉庫から5千リットル以上の酒類を押収した。