FC岐阜×群馬=後半36分、ミドルシュートを決めるFC岐阜のDF文=長良川競技場(撮影・坂井萌香)

 明治安田J3第30節第1日は4日、長良川競技場などで5試合が行われた。FC岐阜はホームで群馬に2-1で逆転勝ちし、クラブ記録を更新する6連勝。通算成績は10勝8分け12敗の勝ち点38で、順位は暫定10位に上がった。

 岐阜は前半21分に先制を許したが、前半終了直前にセットプレーからDF野沢が決め同点。後半36分にDF文のミドルシュートで勝ち越した。

 このほか、八戸は相模原を1-0で下して3連勝とし、勝ち点63で首位を維持した。栃木Cは鹿児島との上位対決で3-0と快勝し、同60の2位。3位鹿児島は同54のまま。

 次戦の岐阜は12日午後2時から、高知県の県立春野総合運動公園陸上競技場で高知と対戦する。

FC岐阜2―1群馬

 FC岐阜が逆転勝ちで、連勝を6に伸ばした。

 前半21分に流れるようにパスをつながれて先制点を献上したが、追加タイムに右CKをDF野沢が頭で合わせて追いついた。後半はテンポが上がり、攻撃が活性化し、36分にDF文が強烈な左足シュートを突き刺して決勝点を奪った。

◆強烈ミドル、文が決勝点

 1-1の後半36分。FC岐阜のDF文は敵陣の中ほどでパスを受けると、左に持ち出して...