東急田園都市線梶が谷駅(川崎市)で5日深夜に起きた列車同士の衝突・脱線事故で、東急電鉄は、田園都市線と大井町線で運休していた区間の運転を7日午前0時ごろに全面再開し、同日朝も始発から通常ダイヤとした。運輸安全委員会が事故の詳しい原因を調査している。
東急によると、5〜6日に計1107本が運休し、約65万2100人に影響した。
事故では、駅に隣接する留置線へ回送中の列車で速度超過が検知され、自動ブレーキにより、所定位置の手前で停車。車体の一部が普通列車の進路上にはみ出したため衝突、最後尾車両の2軸が脱線した。乗客乗員にけがはなかった。