JR東日本の「イーストアイ」=2016年2月、JR仙台駅
 JR東日本が開発する新幹線の専用検測車「E927系」のイメージ(JR東日本提供)

 JR東日本は7日、設備などを点検する新幹線の専用検測車「E927系」を開発すると発表した。新車両はJR東が運行している東北、上越、北陸、山形、秋田新幹線で使用でき、人工知能(AI)などの最新技術を活用し、2029年度の導入を目指す。

 JR東によると、車両は秋田新幹線「E6系」の後継として開発中の「E11系」をベースにし、新幹線と在来線区間を走ることができる。デザインや色は社内から募り、詳細は決まり次第公表する。

 現在、使われている「イーストアイ」は、275キロを超える速度での点検に対応しておらず、新車両は最高速度320キロで走りながらの点検を可能にする。