サテライト研究室設置の覚書を交わした岐阜薬科大の原英彰学長(中央左)と長良医療センターの加藤達雄院長(同右)ら=岐阜市長良、同センター

 岐阜薬科大(岐阜市大学西)は、国立病院機構長良医療センター(同市長良)と連携に関する覚書を締結し、今月にセンター内にサテライト研究室「生体再現学研究室」を設置した。これまでも両者で研究を進めてきた、人の人工多能性幹細胞(iPS細胞)に由来する「ミニ臓器」の実用化に向けた研究に取り組む。

 ミニ臓器は、ドナー不足が課題の移植医療のほか、...