前橋市の小川晶市長とラブホテルで複数回面会した男性職員は10日、代理人弁護士を通じ「市長との間に男女の関係は一切ない」とする文書を市議会へ提出した。自ら面会場所にホテルを提案したとし「浅はかな考えだったと恥じ入るしかない。責任を痛感している」とも記した。
文書によると、職員は日常的に小川氏と接する業務を担当し、公務や私生活の相談に乗っていた。今年1月ごろに小川氏の身辺を探る人がいるとの情報を受け、人目を気にせず話せる場所としてラブホテルを思い付いた。女子会に利用される例もあると知り「打ち合わせで使っても構わないだろう」と考えたという。