日本産食材(手前)を使った料理コンテストで、試食する金杉憲治駐中国大使(中央)ら=16日、北京の日本大使館(共同)

 【北京共同】中国北京市の日本大使館で16日、日本食品の展示・商談会が開かれ、計約50の事業者や自治体などが日本産の食品をアピールした。来場者は熊本県の米焼酎や沖縄県の泡盛、新潟県のコシヒカリなどを口にした。

 金杉憲治駐中国大使は「日本の食品は安全・安心、高品質という評価を得ている」と強調。健康志向など時代の変化にも柔軟に対応していると説明した。出展した新潟市北京事務所の生浦純所長は「中国の料理店とつながって、コシヒカリのおいしさを知って、楽しんでいただきたい」と意気込みを話した。

 大使館の初の取り組みとして日本料理コンテストも開催した。