【ジャカルタ共同】体操の世界選手権第5日は23日、ジャカルタで女子個人総合決勝が行われ、岸里奈は4種目合計53・232点で6位、予選2位の杉原愛子は53・132点で7位だった。ロシア出身で個人の中立選手(AIN)として参加した25歳のアンゲリナ・メルニコワが55・066点で2021年大会以来、2度目の優勝。
予選8位通過だったパリ五輪代表の岸は得意の床運動で12点台と低迷。6年ぶりに出場した26歳の杉原は床運動でトップの13・666点だったが、段違い平行棒での落下が響いて日本勢4人目のメダルに届かなかった。
2位はリアン・ウォン(米国)で3位は張清穎(中国)。予選の得点を持ち越さずに24人で争った。