ドジャースの山本由伸(共同)

 【ロサンゼルス共同】米大リーグのサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)が12日に発表され、ナ・リーグの最終候補に残っていたドジャースの山本由伸は日本人初の受賞を逃し、3位だった。昨季の新人王でパイレーツの23歳右腕スキーンズが満票で初受賞した。

 同賞は全米野球記者協会の会員30人の投票で決まる。山本はメジャー2年目の今季、12勝8敗、防御率2・49、201奪三振で3位票を16票得るなどした。スキーンズは10勝10敗、メジャートップの防御率1・97、216奪三振を記録し、30人全員が1位票を投じた。

 ア・リーグはタイガースの28歳左腕スクバルが2年連続2度目の受賞。今季も13勝6敗、リーグ1位の防御率2・21、241奪三振の好成績で、26人から1位票を得た。