入学式の新1年生ら。ジェンダーレス制服を選択した生徒もいた=坂祝町深萱、坂祝中学校体育館

 性別に関係なく着られるブレザータイプのジェンダーレス制服を、従来の制服に加える形で本年度から導入した岐阜県坂祝町深萱の坂祝中学校で7日、入学式が行われ、新1年生70人のうち35・7%がブレザータイプの制服を着用して式に臨んだ。

 新制服は白シャツに紺色ブレザー、下はグレーのチェック柄のスラックスまたはスカートで、夏冬兼用。詰め襟学生服とセーラー服という今までの制服はなくさず、選択肢を増やす形で導入した。

 式では、学生服やセーラー服を着用した生徒が6割強いる中、新制服は落ち着いた色合いやデザインのため、一見見分けがつきにくい印象だった。

 渡邉等校長は「中学生になったら自分で考えを持ち、判断することが大切になる。失敗を恐れずに挑戦し、仲間とともに自分を磨いて未来を切り開いてほしい」とあいさつした。

 坂祝町教育委員会の関係者は「予想よりも新制服を選択する生徒が多かった。違いを個性として生徒が自然に受け入れているように感じられた」と話した。