JR東海は19日、在来線の駅での遅延証明書の紙配布を来年3月末で取りやめると発表した。現在は紙とともにホームページ(HP)でも発行しているが、取得できるまで一定の時間がかかっている。同社はリアルタイムで発行できるよう、システム改修した上で完全移行する。
同社によると、HPで証明書を発行する場合、「始発〜9時」「17時〜終電」など四つの時間帯で区切っており、該当する時間帯を過ぎないと発行されない。今後は時間帯に限らず発行でき、PDFファイルでの出力も可能とする。
丹羽俊介社長は19日の記者会見で「駅で発行する場合、かなり並んでもらっている。より便利に、タイムリーに取得してもらえる」と話した。







