~LIFULL HOME'Sが総合第1位を獲得!~
株式会社ブロードバンドセキュリティ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:滝澤 貴志、以下 当社)は、「Gomez売買不動産情報スマホサイトランキング」をGomezのウェブサイト(https://www.gomez.co.jp/)で発表したことをお知らせします。
本ランキングは、国内の主要な不動産売買サイトを対象に、スマートフォン版サイトの使いやすさや情報提供の質を評価したものです。大手ポータルから地域密着型サービスまでを調査対象とし、当社独自の評価項目に基づいて分析を行いました。
2025年時点でスマートフォンの普及率は98%を超え、15~29歳では100%に達しています。これにより、従来はPC限定だった機能のスマホ対応が進み、より見やすく使いやすいサイト設計が求められています。SNSやショート動画広告をきっかけに、スマートフォンから不動産サイトへ訪問するケースも増加しています。
また、不動産売買においてはIT重説対応やオンライン完結型サービスが広がりを見せており、AI診断やバーチャル内見などの機能をスマホ画面上で直感的に提供できるかが重要なポイントとなっています。
本調査では、検索のしやすさや導線の明確さ、写真や動画など視覚情報の充実度、ローンシミュレーションや地域情報の有無、問い合わせフォームや資料請求のしやすさ、さらにプライバシー対応(Cookie通知や個人情報同意の有無)といった点も重視しています。
当ランキングは、「サイトの使いやすさ」「情報量とコンテンツ」「安定性と信頼感」「便利な機能・サービス」の4カテゴリに基づき、全207項目により当社アナリストが評価を行い、総合的に優れた不動産売買スマホサイトをランキング形式で発表するものです。
「Gomez売買不動産情報スマホサイトランキング」の結果は、以下のとおりです。

【上位サイトの特徴】
総合第1位は、LIFULL HOME'S(運営会社:LIFULL)となりました。カテゴリ別では、「ウェブサイトの使いやすさ」と「便利な機能・サービス」の2カテゴリで1位を獲得し、「情報量とコンテンツ」で2位を獲得しています。
特に注目したいのは、検索条件における“必須条件”の設定と 、条件へのマッチ度で物件を並び替えられる機能です 。これによって検条件の追加・削除を繰り返すことなく、一度の検索で精度の高い候補を表示できるため、ユーザーの負担を大きく減らす便利な機能となっています。
また、物件詳細ページでは情報がトピックごとに整理され、豊富なコンテンツを扱いながらも視認性の高い構成を実現しています。周辺環境や学区、口コミ、防災情報、さらには周辺の路線情報まで地図上で確認でき、土地勘のないユーザーにとっても安心して検討を進められるサポート体制が整っています。
総合第2位は、SUUMO(運営会社:リクルート)となりました。カテゴリ別では、「サイトの使いやすさ」と「安定性と信頼感」、「便利な機能・サービス」の3カテゴリで2位を獲得しました。
検索導線がわかりやすく整理されており、トップページから多彩な検索方法へスムーズにアクセスできる点が高く評価されました。
物件一覧では、駅変更や条件緩和による追加物件の提案など、ユーザーが迷わず選択肢を広げられる工夫が随所に見られます。
また、検索画面からエリアごとの物件相場ランキングを確認できるため、検討エリアの比較がしやすい点も特徴です。
さらに、コラムや読み物コンテンツも豊富で、検索体験だけでなく住まい探し全体をサポートする情報設計が整っています。
総合第3位は、東急リバブルとなりました。カテゴリ別では、「サイトの使いやすさ」、「情報量とコンテンツ」「便利な機能・サービス」の2カテゴリで3位を獲得しています。
ITコンテンツが充実しており、またそのバーチャル内見や3Dウォークスルーなどといった機能を検索条件で指定できる為、デジタル機能を活用して物件を検索したいユーザーの手助けになっています。さらに、物件詳細画面では閲覧中の物件をお気に入り登録しなくても既存のお気に入り物件と比較できるなど、ユーザーの負担を軽減する工夫が随所に盛り込まれています。
【全体的な傾向】
近年、不動産業界では IT重説・AI診断・VR内見など、IT×不動産領域の先進的なサービスがスマートフォンでも利用できるようになり、各社の機能拡充が進んでいます。一方で、機能や特集が豊富であるにもかかわらず、導線が分かりづらく、ユーザーが目的の情報に辿り着けないケースも見受けられます。限られたスマートフォン画面の中で、どのように情報を整理し、視認性の高い表示を実現するかが大きな課題となっています。
また、最新機能が充実する一方で、「町字レベルでの検索」「物件詳細から同一建物の別住戸を検索できる」「お気に入り物件の比較機能」など、物件を絞り込むための基本的な検索機能の使いやすさは依然として重要です。膨大な数の物件情報の中から最適な1件を探すためには、基盤となる検索UI/UXが整備されていることが大前提といえます。
今回の調査ではSNSのショート動画や広告を積極的に活用しているサイトも多く見受けられました。 SNSを通じてファン化を促進し、集客力を高める取り組みは有効と考えられます。しかし、公式アカウントであることの明示や認証マークの付与など、ユーザーの信頼に繋がるセキュリティ対策は十分でないケースも存在しました。
さらに、全体を通して個人情報保護への配慮にばらつきが見られました。入力前に明示的な確認を求めないまま「同意」と「送信」が同一ボタンになっている例が多く、Cookie 取得に関する確認も十分ではありませんでした。アクセシビリティの面でも改善の余地があります。
不動産ポータル各社には、安定性と信頼性を確保しながら、ユーザーが直感的に使いやすいコンテンツ設計や機能改善を継続的に進めていくことが求められています。
【調査概要】

【評価方法】
本調査では、ウェブサイトの利便性をさまざまな角度から分析・評価するために、以下の4つのカテゴリからなるランキング・スコアカードを用います。各カテゴリの主な評価内容は以下のとおりです。

【Gomezについて】
Gomezは、インターネット上で提供されるサービスを中立的な立場から評価・分析し、インターネット利用者の利便性向上とEコマース市場などの拡大に貢献するための情報提供・企業向けのアドバイスを目的とし、消費者・企業双方に対して利益となる情報を掲載しています。
Gomezを運用するゴメス・コンサルティング事業は、BBSec が2021年7月にモーニングスター株式会社より事業継承しております。
【BBSecについて】
BBSecは、ITセキュリティの診断・運用・保守・デジタルフォレンジックを手掛けるトータルセキュリティ・サービスプロバイダーです。「便利で安全なネットワーク社会を創造する」をコンセプトに、2000年11月の設立以来、高い技術力と豊富な経験、幅広い情報収集力を生かし、大手企業、通信事業者から IT ベンチャーに至るまで、様々な企業のITサービスをセキュリティ面でサポートしています。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ









