衆院本会議に臨む国民民主党の玉木雄一郎代表。手前は日本維新の会の藤田文武共同代表=10月

 日本維新の会の藤田文武共同代表は21日、国民民主党の玉木雄一郎代表と国会内で会談した。自民党と維新が今国会への提出を目指すとしている衆院議員定数削減のための法案を巡り意見を交わし、共同提出を視野に入れた協力を打診した。

 藤田氏は、定数削減を巡る自民との協議の状況も説明。玉木氏は選挙制度改革とセットの削減に賛意を示したが、法案の共同提出については回答を保留した。

 関係者によると、国民民主は11月中にも独自の選挙制度改革案をまとめる方向で検討を進めている。