京都市は21日、弁当チェーン「本家かまどや山科新十条店」の弁当を食べた高校生らと大学生らの二つのグループ男女計39人に下痢や嘔吐、発熱など食中毒の症状があり、うち24人からノロウイルスが検出されたと発表した。いずれも軽症だという。市は同店を21日から3日間の営業停止処分とした。

 市保健所によると、39人は15〜65歳。市内の高校から18日に「特定の部活動に所属する生徒が下痢などの症状を訴えている」と連絡。大学関係者からも同日、同様の症状の訴えがあった。いずれも16日の昼食として同店で調理された弁当を食べていた。