女性を刃物で襲ったとして殺人未遂容疑で逮捕された陸上自衛隊の2等陸曹大津陽一郎容疑者(43)は20年以上のキャリアを持つ中堅隊員。勤務態度に問題はなかったといい、逮捕前も普段と変わらず出勤していた。知人は「早朝から遅くまで働き仕事熱心だった」と明かす。防衛省内には衝撃が走り、幹部の一人は「なぜこんな事態になったのか」とうなだれた。
陸自によると、大津容疑者は2000年3月に入隊した。塹壕や陣地を形成する施設部隊に配置され、昨年3月からは朝霞駐屯地の第1施設大隊に所属。主に重機や機材の管理を担当していた。
私生活では妻と子ども3人の5人暮らしだった。






