政府は25日、労働団体や経済界の代表者と賃上げなどについて話し合う「政労使会議」を首相官邸で開いた。高市早苗首相は「5%を超える賃上げを確かなものとして定着させるため協力を心よりお願いする」と述べた。高市政権で初開催となり、経団連の筒井義信会長や連合の芳野友子会長らが出席した。
首相は、21日に閣議決定した経済対策でも、賃上げに取り組む中小企業や小規模事業者の成長投資支援を盛り込んだと説明。物価上昇を上回る賃上げに向け、環境整備を進めていると強調した。
政労使会議は、企業業績の改善を賃上げや消費拡大につなげようと安倍政権が2013年に初開催。岸田政権で約8年ぶりに開かれ、石破政権でも続いた。






