北朝鮮による拉致問題で、民間団体「特定失踪者問題調査会」は26日、拉致の可能性を否定できない「特定失踪者」のうち、国連人権理事会の作業部会が北朝鮮に安否確認を求めるリストに追加した12人の氏名を明らかにした。
調査会によると、追加されたのは石川県の安達俊之さん=失踪当時(18)、宮崎県の和田幸二さん=同(31)=ら。
作業部会議長から調査会の荒木和博代表宛てに6日付でリスト追加の連絡があった。12人のうち、既に新潟県の大沢孝司さん=同(27)=ら2人の氏名は明らかになっていた。家族への確認などが済んだことから今回、全員の氏名を公表した。




