【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)欧州議会は26日の本会議で、16歳未満の子どもを対象に、保護者の許可なく交流サイト(SNS)を利用しないよう制限を求める決議を可決した。13歳未満はSNSの利用を禁止すべきだとした。決議に法的拘束力はないが、EU行政機関の欧州委員会や加盟国を交え、利用制限の検討が本格化する。
子どもをインターネット依存や、有害コンテンツから守る狙い。決議では、欧州で統一した年齢制限を求めた。SNSや子どもにリスクをもたらす動画共有サービス、人工知能(AI)を使ったサービスについて、16歳未満は保護者の許可なくアクセスすべきではないと指摘した。









