経済産業省が27日発表した25日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、前週調査より1円安い168円80銭だった。3週連続で下落し、2023年6月以来、2年半ぶりの安値となった。政府はガソリン税の暫定税率廃止に伴う移行措置として、石油元売り各社に支給する補助金を増額した。店頭価格への反映が進み、値下がりが続いた。
25日時点の都道府県別価格は、下落が44都道府県、横ばいが1府、上昇が2県だった。最安値は愛知県の162円50銭、最高値は鹿児島県の179円90銭。
軽油は前週調査より80銭安い149円20銭だった。灯油は18リットル(一般的なタンク1個分)当たり2205円で、前週から1円上がった。






