全国一の生産量を誇る広島県産のカキが一部海域で大量死している問題を受け、同県の横田美香知事は4日、江田島市と呉市の生産現場を視察した。8、9割が今年突然死んだとの報告を受け、取材に「大変な被害だと感じた。県としても研究や経営の安定に向けてしっかりと対策を打っていかなければいけない」と述べた。
横田氏は水産会社を訪れ、死んだカキの状態を確認。養殖関係者と意見交換した。
県は業者の資金繰りを支援するため、関連経費を2025年度補正予算案に盛り込む方向で調整。業者が金融機関から融資を受ける際の利子分を県と市町で負担し、事業継続を後押しする。









