4日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=155円台前半で取引された。
午後5時現在は前日比44銭円高ドル安の1ドル=155円24〜26銭。ユーロは14銭円高ユーロ安の1ユーロ=181円09〜13銭。その後の海外市場で、さらに円高が進み、一時1ドル=154円台を付けた。
米連邦準備制度理事会(FRB)が近く追加利下げを決めるとの観測が根強く、日米金利差の縮小が意識されて、円を買ってドルを売る動きが優勢だった。
市場では「投資家がリスクを取る姿勢を強めて比較的安全資産とされる円を売る動きも一部で見られた」(外為ブローカー)との声があった。







