ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長(左)との会談を前に握手する韓国の李在明大統領=5日、韓国大統領府(共同)

 【ソウル共同】韓国の李在明大統領は5日、ソフトバンクグループ(SBG)の孫正義会長兼社長と韓国大統領府で会談した。人工知能(AI)や半導体分野の協力、インフラ投資について協議。李氏はAI分野で「世界三大強国」になることを国家目標に掲げており、海外からの投資誘致に注力している。

 李氏は10月に米オープンAIのサム・アルトマン、米半導体大手エヌビディアのジェンスン・フアン両最高経営責任者(CEO)とも会談した。

 孫氏が率いるSBGは、米国でAI向けデータセンター建設を行う「スターゲート・プロジェクト」を進めるなど、AI関連の投資を拡大している。