17日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=154円台後半で取引された。

 午前10時現在は前日比30銭円高ドル安の1ドル=154円58〜59銭。ユーロは39銭円高ユーロ安の1ユーロ=181円63〜66銭。

 長期金利が一時小幅に上昇したことで、日米金利差の縮小を意識した円買いドル売りの動きがやや優勢だった。市場では「日銀の金融政策決定会合などを控え投資家の様子見姿勢が強く、方向感は出にくい」(外為ブローカー)との声があった。