水田の水面に映り込む色鮮やかなシダレモモ=恵那市串原、木根しだれ桃園

 岐阜県恵那市串原の木根しだれ桃園で12日、約600本のシダレモモが見頃を迎え、紅白やピンクの花が山里を彩っている。

 住民でつくるグループ「きね四季花会」が2011年から、近くの温泉を訪れる客を楽しませようと、会長の三宅明さん(82)宅の敷地の一角にシダレモモを植え始め、木根しだれ桃園と名付けた。

 シダレモモで有名な愛知県豊田市で苗を購入して増やしてきた。昨年までに同園周辺の約3ヘクタールに購入した苗300本と、自家生産の苗1600本を植えた。

 昨年より1週間以上遅く咲き始め、見頃は20日ごろまでという。朝早くから水田の水面に写り込む様子を撮影するカメラマンの姿も見られた。

 三宅さんは「グループのメンバーが高齢化している。桃園を維持、管理する担い手不足解消のため、今年から協力金を集めようと募金箱を設置した」と話した。