岐阜市一日市場北町の市立女子短期大のデザイン環境学科の本年度卒業研究発表会が17日、同市司町のみんなの森ぎふメディアコスモスで始まり、学生たちの個性あふれる作品が並んでいる。22日まで。
同学科のファッション、建築・インテリア、ヴィジュアル・情報の3領域の学生が計約60点を出品。
建築・インテリア領域の学生の作品は、建築模型とコンセプトなどを記したパネルを展示。アニメに登場する昭和初期の住宅をテーマにした作品は、耐震補強した場合の図面を制作し、建築に関心がある子どもたちの教育に役立つ解説パネルもある。
ファッション領域では、プリーツ加工した生地の特徴を生かした立体的なシルエットの衣装や、アイドルの衣装をイメージしたかわいらしいドレスなどが並ぶ。
ヴィジュアル・情報領域では、学生が考案したゲームやクイズもあり、来場者も楽しめる。2年の坂口結愛さんは、県内に生息する絶滅の危険がある生物を擬人化したキャラクターを制作。坂口さんは「キャラクターを通じて生き物を知るきっかけになればと制作した」と話している。
20日午後1時30分からは、ファッション領域の学生によるショーがある。
(小田香緒里)















